今回はAWS Cloud9を利用してPythonの環境を構築したいと思います。
目次
対象の内容
- AWS Cloud9環境構築(過去記事)
- Python環境構築
- PythonでHelloWorld
事前準備
以下ページの2.2を実施し、AWS Cloud9環境を作成してください
今回利用する環境名は新たに作成したDevです
(前回JavaDevってつけちゃって別の言語で開発したいとき気持ち悪いので統合します…)
Pythonで環境構築
環境ログイン
IDEへアクセスしてください
Pythonインストール
AmazonLinuxには標準でPython3が入ってるっぽいので特に別の環境は不要です。
$ python --version
Python 3.6.8
Projectを作成&仮想環境セットアップ
以下でプロジェクトディレクトリを作成します
$ mkdir -p Python_Project/Test
$ cd Python_Project/Test
以下でPythonの仮想環境をセットアップします。
簡単に説明すると、依存するライブラリなどを環境全体のPythonにインストールするのではなく、プロジェクトフォルダに設置した仮想環境フォルダにインストールしてゆけるというものです。
利点はライブラリの依存関係などで環境が壊れてしまうことを防げます。(最悪OSレベル再構築となりかねます。)
今回は以下のコマンドでmyenvという環境を構築します。
$ python3 -m venv myenv
環境の構築が完了したら、プロジェクトディレクトリに仮想環境用のディレクトリ(myenv)が作成されます。
実際に環境に入ってみましょう。以下コマンドを実行してください。
$ source myenv/bin/activate
するとプロンプトの前に(myenv)とついたことが確認できると思います。
これで仮想環境に入れています。
PythonでHelloWorld
では、早速作成した環境でプログラムを実行してみましょう。
プロジェクトフォルダへ以下のプログラムを作成してください。
print("Hello world!")
作成したプログラムを実行してみましょう
$ python main.py
Hello world!
感想
Pythonでの環境構築をやってみました。Javaに比べるとかなり簡単ですね。。。
次回以降はPythonでプログラムを作成してゆこうと思います。
次回以降はWebフレームワークやApacheBeamでのデータ解析プログラムの作成などやっていきたいと思います。